「鷲峯山麓ハーフマラソン2023」に参加しました

 11月12日に鳥取市鹿野町で開催された第2回鷲峯山麓(じゅうぼうさんろく)ハーフマラソン大会に総勢20数名で参加しました。ハーフには東、中、西部から各1名。10キロには東部から3名のブラインドランナーがエントリー。選手・伴走合わせて総勢25名の参加でした。

 天気予報は、雨模様の予想でしたが、当日はわずかな小雨程度で時より青空も出て風もほとんどない絶好のコンディションです。

 西部地区のブラインドランナーT.SとガイドのFが参加したハーフのコースは折り返してからは鷲峯山を目指してなだらかな上り坂ですが、沿道からの地元の方たちの声援や太鼓の応援にエネルギーをもらい何とか昨年並みのタイムでゴールすると、小学生の女の子が2人「お疲れ様でした」と水の入った紙コップを持って来てくれ、疲れが吹き飛びました。
 10kmに出場のT.Hさんは、練習でいつも一緒に走っているガイドのMさん・Nさんとの安定した走りで部門10位以内に入りました。

 10km女子部門ではランナーN.Kさんと伴走者AさんMさんと、Mが一緒に走りました。
 今回の作戦は、最初、まわりのランナーにつられて早く走らず、キロ7分~8分台で走り、体力温存したまま、後半に備えるというものでした。その作戦がうまくいき、N.Kさんは調子が悪いと言いながら、昨年よりもタイムを2分近く縮められました。
 5、6キロの一番苦しい地点では、Aさんの「日進小学校」が答えになる質問に対して、N.Kさんは、「日清製粉、日清オイリオ」などと答えて、精神的な強さを感じました。ラストはAさんの伴走と、夫N.Mさんの叱咤激励で、見事なラストスパートでゴールされました。

 ハーフ2度目の挑戦の東部地区のS.Tさん、制限時間内での完走を目標にガイドランナー二人のKさんと3人でスタート。最初の関門、制限時間1時間30分を約6分残して余裕で通過。後半のガイドをTと交代。
 長くてゆるい登り坂をガイドランナーKさんが分刻みで激励。本人も歯を食いしばって力走!最後の5キロで両足が攣った状態で激痛の中頑張り、最後はHランニングチームと白うさぎB&Gの大応援団。
 そして最後の直線、皆で声援をおくりフィニッシュ直前には大会の司会者から黄色い声援に後押しされ見事に完走ゴールしました。

 最後にみんなで記念撮影をして解散。
 西部地区メンバーは鹿野温泉で温まり、道の駅で地元の特産品を買い求めて帰路につきました。

(記:西部ガイドランナーF、東部ガイドランナーT、Mの共著)